新規客を伸ばしている会社。成功と失敗の裏には、必ず理由がある。
2025年。新規客集客のポイントを伺いました。
30代前半の工務店経営者がご来社。近況を聞いた。
広告“0”円。4月から9か月で300組のリフォームの問い合わせ。その内の7割受注。
新築集客は苦労するも、コーヒーショップに置かせてもらったNL経由で2棟受注。
仕事が来ても、もうやり切れない…。って…
今朝、現場監督さんと会って、「3月までに400件を超えます…」
1月6日の新年会。年商32億円の成長を続けるリフォーム会社。
「どうやって事業を伸ばしたの?」
「他社が嫌がる仕事を丁寧にやる。それが私たちの特徴です。」
社長あいさつで、
「乗り越えた壁はいつか、自分を守る盾となる。」
Googleに取り上げられ、6日間で1.69万クリック。
社長曰く「1年分のクリックを稼いだ…」
広告費“0”円。AI集客の事例。
この工務店様、天才です。Googleニュースにも連続掲載。
ドラッカーのイノベーション。予期せぬ出来事
新規顧客を開拓する企業の成功と失敗。
ドラッカー氏は、イノベーションを「新しい市場の創造、新しい需要の創出、そして新しい資源の利用」と定義しました。
そして、イノベーションは偶然ではなく、体系的なアプローチによって発見できるのです。
新規顧客の開拓を続ける私たち企業において、ドラッカーのイノベーション理論を当てはめると、予期せぬ成功や失敗にこそ、大きな学びと成長の機会が隠されていることがわかります。
予期せぬ出来事から学ぶ
ドラッカーは、特に予期せぬ出来事に注目しました。
それは、成功であれ失敗であれ、想定外のことが起こったとき、そこにイノベーションの種が隠されている可能性が高いからです。
- なぜ、その結果になったのか?
- 顧客のニーズが変化しているのか?
- 自社の事業をどう変化させれば、より良い結果が出せたのか?
これらの問いを深く掘り下げることで、新たなビジネスチャンスや改善点が見えてきます。
予期せぬ成功
新規顧客を開拓する企業における事例です。
例えば、ある企業が新しい製品を発売し、予想以上の売れ行きになったとします。
この場合、
- なぜ、他の競合製品よりも選ばれたのか?
- 顧客は、製品のどの部分に魅力を感じているのか?
- 新たなターゲット層を獲得できたのか?
といった点を分析することで、製品の強みや、新たな顧客層へのアプローチ方法が見えてきます。
予期せぬ失敗
逆に、新しいサービスを開始したものの、思ったような成果が出なかった場合も同様です。
- なぜ、顧客に受け入れられなかったのか?
- 競合との差別化ができていなかったのか?
- サービスの提供方法に問題があったのか?
これらの原因を究明し、改善することで、次の挑戦につなげることができます。
新規顧客を開拓する企業は、常に変化する市場に対応し、新たな価値を提供していく必要があります。
ドラッカーのイノベーション理論を参考に、予期せぬ出来事から学び、新たなビジネスチャンスを創出していくことが重要です。
動画をご覧ください。

著者:椎名 規夫(しいな のりお)
住宅リフォームマーケティング情報局 代表 株式会社エムディー 代表取締役社長 経歴:社団法人取手青年会議所 1999年理事長講演実績:日本郵便(株)、三井住友海上保険会社、中部電力、日本M&Aセンター、(株)船井総合研究所、(株)三洋堂書店、日本創造研究所、(独)教職員支援機構、中央労働災害防止協会:大阪安全衛生教育センター、(財)日本品質保証機構、(福)名古屋市社会福祉協議会、東京都教育委員会指定道徳授業地区公開講座、川口市労使講座、長野商工会青年部、静岡県清水建設業協会青年部、千葉県宅地建物取引業協会松戸支部研修、(社)常総青年会議所コミュニケーション研修など、多数。 ・全国6万社が加盟する中央労働災害防止協会でコミュニケーション研修担当 ・独立行政法人教職員支援機構で全国の小・中、高等学校の教員向けコーチング研修担当 ・労働基準監督官(国家公務員)合同研修でメンタルトレーニング・コミュニケーション技術担当 |