【解説】Web広告の成功法則|地域一番店の平均クリック費用“64”円。これ以上なら、今すぐキーワードを変更してください!
自然検索だけで集客できるのがWeb集客の理想ですね。
すでに成功されている方は、社内でまかないきれるだけの仕事の集客を、広告費“0”円で達成しています。
そうは言っても、そのような状態になるまでには少し時間がかかります。
最初は、Web広告に頼るのも悪くはない選択です。
そこで、Web広告では、キーワード選定が集客に大きく影響します。
そんなことは当たり前ですよね。
そこで、驚かないでくださいね。こんなキーワードのWeb広告は失敗します。
例えば、
「注文住宅」「工務店」
「キッチンリフォーム」
「お風呂リフォーム」
「外壁塗装」「屋根塗装」
これらのキーワードは、クリック単価が高いばかりではありません。
広告費用ばかり嵩んでしまい集客にも繋がりません。
その一番の理由です。
それは、見込み客は、このようなキーワードでは検索しないからです。
このようなキーワードで検索するのは、同業者ばかりです。
ところが、広告代行業者にWeb広告を任せてしまっている場合の現実は悲惨です。
上記のように同業者がクリックするキーワードで広告が運用されていることが少なくないのです。
広告代行会社の手数料ばかり高くなるキーワードを選択されてしまって、集客が出来なくなっているキーワードが選択されていることが目立ちます。
すると、キーワードの1クリック単価が“1,000円”、“1,500円”…、信じられないくらいの高額になってしまうのです。
そして、Web広告の効果が思わしくないと、社内の担当者は広告代行会社に問い合わせします。
担当者:「クリック単価、高くないですか?」
広告代行会社:「皆さん、こんなもんですよ…」
担当者:「問い合わせ少ないんですよね!」
広告代行会社:「そうですか?広告止めますか…」
担当者:「うぅん……」
Web広告を止めたくても、簡単に決断できません。
なぜならば、集客するツールがほかに見当たらないからです。
費用対効果に見合わなくても、Web広告を継続するしかないのです…。
ですから、冒頭でお伝えしたようにWeb広告をやらなくても集客できるホームページを持つことが重要なのです。
しかし、そうなるまでには1年半から3年の月日がかかります。
目標! 1ヶ月、30件以上の反響を得る
1.まずは1ヶ月の集客目標を決めましょう。
資料1は地域No.1店のWeb広告の運用指標です。
30日間の広告費用 158,000円
平均クリック費用 64円
クリック数 2,468回
表示回数 756,000回
月間、20万円弱の広告費用で、30件前後の問い合わせが獲得できます。
このWeb広告が、基準となる成功モデルと言えます。
目安は1クリック単価が100円以下。できれば70円以下を目指しましょう。
2.顧客獲得単価の目安
Web広告が売上に役立っているのか?
そこで、歩留まりの目標を決めましょう。
歩留まりとは、一つのまとまりから次のまとまりに進む割合のことです。
① 資料1の事例です。
例えば、月間のWeb広告のクリック数2,468回は、表示数756,000回の結果です。
ですからクリック率という歩留まり率は、
2,468回 / 756,000回 = 1/306.32
要するに、約306回の広告表示で1回クリック(クリック率0.3%)されたことになります。
この表示回数に対して、どれくらいの確率でクリックされるのか? という指標は、広告の品質を計る指標として役立ちます。
② 「1クリックいくらなの?」こちらも大切な指標です。
月間158,000円の広告費用で、クリック数2,468回です。
ですからクリック単価という歩留まり指標は、
64円 = 158,000円 / 2,468回
1クリック単価、64円。このクリック単価は低いほど優れていることになります。
③ 「1人当たりの見込み客を獲得するのにいくら?」
見込み獲得単価は、クリック単価より重要ですね。
この建築会社様の場合、月間30件の問い合わせを獲得しています。
82クリック = 2,468回 / 30件
1件の問い合わせ(見込み客獲得)あたり82回クリックが必要です。
1クリックあたりの広告費用が64円ですから、見込み獲得単価は5,248円ですね。
④ 「儲かってるのかな?」:顧客獲得単価
見込み客から、どれくらいが契約してくれるのか?
集客では、最も重要な指標(歩留まり率)の一つとなりますね。
例えば、受注率が10%であれば、顧客獲得単価 = 見込み獲得単価5,248円 / 10%
顧客獲得単価は52,480円です。
受注率が5%であれば、顧客獲得単価 = 見込み獲得単価5,248円 / 5%
104,960円 = 5,248円 / 5% 顧客獲得単価は104,960円です。
顧客獲得単価を低くするのに重要なキーワードです。
とても重要です。
- 目の前の顧客と契約する営業力
- 契約できる顧客を集める集客力
この両輪の力が必要なのです。
重要なので整理します。
営業マンの前に顧客を連れてくる集客力は重要です。
そして、それ以上に契約できる顧客を集客することが重要です。
それと並行して、営業力を強化することも重要になってくるのです。
顧客を明確にすることで、集客力と営業力の相関により売上が上がる!
集客力と営業力は、相関関係にあります。
売上の極意です。
それは、契約できる顧客を集客することです。
ですから、あなたが仕事をしたい顧客をターゲットにした集客に絞りましょう。
すると、集客に向かないキーワードを工夫することが可能になります。
だめキーワード |
「注文住宅」「工務店」 「キッチンリフォーム」「お風呂リフォーム」 「外壁塗装」「屋根塗装」 |
↓
顧客を絞るキーワード |
「女性が一人で家を建てる」 「キッチン 位置変更」 「積水ハウス メンテナンス 高い」 |
せめて、これくらい顧客に寄り添ったキーワードでなければ、集客の苦労が絶えないでしょう。
それは、Web広告のことだけではなく、集客全体で成功するキーワードです。
住宅・リフォーム販促情報局 代表 株式会社エムディー 代表取締役社長 経歴:社団法人取手青年会議所 1999年理事長講演実績:日本郵便(株)、三井住友海上保険会社、中部電力、日本M&Aセンター、(株)船井総合研究所、(株)三洋堂書店、日本創造研究所、(独)教職員支援機構、中央労働災害防止協会:大阪安全衛生教育センター、(財)日本品質保証機構、(福)名古屋市社会福祉協議会、東京都教育委員会指定道徳授業地区公開講座、川口市労使講座、長野商工会青年部、静岡県清水建設業協会青年部、千葉県宅地建物取引業協会松戸支部研修、(社)常総青年会議所コミュニケーション研修など、多数。 ・全国6万社が加盟する中央労働災害防止協会でコミュニケーション研修担当 ・独立行政法人教職員支援機構で全国の小・中、高等学校の教員向けコーチング研修担当 ・労働基準監督官(国家公務員)合同研修でメンタルトレーニング・コミュニケーション技術担当 |