今期1億9,438万円(前期1億2,144万円)。前年対比160%アップ!

「目標は年商3億円です。」満面の笑みで教えてくれた。

8月22日に、あるクライアント様のもとへ取材に伺った。
年商が1.6倍になり、自信がみなぎっていた。

 

2011年の震災後、窮地に陥った。

東日本大震災で特需が起きた。
しかし、彼は気づいていた。この震災特需は長続きしない。

彼は、自社イベントを企画した。オリジナルチラシを一所懸命に作った。

期待に膨らむイベント当日。
集客は1組だった。

 

事務所を兼ねた2階の和室で、正座して打ち合わせをした。

「やばい・・・エアコンが冷えない・・・」
お客様と彼は、汗がだらだらになった。

それでも、危機感があった彼は、
準備していたリフォーム後の疑似体験ソフトで、一所懸命に説明した。

 

奇跡が起きた。

600万円のリフォーム工事が受注できた。
その後、同じお客様が100万円の屋根の葺き替え工事を依頼してくれた。

しかし、彼の脳裏は「これじゃダメだ!」

 

 

大きな決断。

2階建ての事務所を600万円かけてリフォームし、ショールームにする決断をした。
しかし、会社に資金の余裕がなかった。

会社の貯金300万。
そして、自分の貯金300万円を使った。

当時の彼にしてみれば、一世一代の賭けだった。

このことが、会社が善循環する始まりだった。

 

 

2018年4月に大工さんを増やす。

繁忙期は大工さんを5人雇用した。
現在、5人は雇用できないが、常用大工さんが2人になった。

常用大工さん以外のスタッフは、専務、女性の正社員、3人のパートスタッフだ。

 

最近は、リフォーム工事現場近隣からの受注が増えたという。
そのためにポスティング専用のパートがいる。

工事前のご近所への挨拶は専務が担当。
工事開始1週間後、パートさんが営業に行く。

近隣挨拶をはじめたころは受注できなかった。

しかし、コツをつかんでからは、少しずつ受注できるようなった。

 

その理由をクライアント様は、
「新聞を取っていない家が多く、
リフォーム業者を探していても情報が無い見込み客が多いから・・・」と話してくれた。

 

 

善循環する仕組み。

1.現場周辺にポスティング

2.新聞折り込み

3.イベント集客

4.小工事の獲得

5.中規模リフォームへ

 

クライアント様は、
「接触頻度が売り上げに繋がる」と、当たり前のことを繰り返すことを教えてくれた。

年商3億円を目指すこちらの会社では、今後、イベント回数を増やし、
見込み客・育成客・OB客へのリーチを重ねる戦略を重要視する。
お客様に役立つイベントを続ける。

その継続が大切で、
これまで上手くいっていることを繰り返すことが、成功の要因だと確信している。

 

 

アドバイスがあるとすれば・・・

クライアント様に成功するための秘訣を聞いてみた。

1.毎月広告をする(チラシをまく)はじめは月間15万円程度の予算

2.自社ショールームを持つ(自分で工夫する)

3.自社イベントをする

4.チャレンジを続ける

5.自分だけの強みを知る

6.継続的改善

7.上手くいったことに目を向ける

 

私は、「ところで、御社の強みは何ですか?」と聞いてみた。

すると、大工であるクライアント様は、木工事が強みだと目を輝かせた。
大工だから、原価で工事が出来る。
常用大工を雇用し、彼らの気持ちが分かるので良い仕事に繋がる。

 

この様に成功している会社は、自社の強みを強化していくのだ。

帰る時に社長に声をかけた。
クライアント様の父である70歳を過ぎた社長は、
2つのカーポートを余裕で展示する大きな敷地で、ショベルを手に汗をかいていた。

「ご無沙汰です。お世話になっています。専務、頑固で頑張ってますね」と挨拶した。
すると作業していた手を休め、私の方に優しさが刻み込まれた目を向けてくれた。

「専務は頑固で、本当によくやってるよ」と幸せそうだった。

 

 

貴重な資料。

クライアント様に「新規客・育成客・OB客」別の流入、育成管理データを頂いた。

この資料を見るだけで、多くを得ることができるはずだ。

集客ツールの変化、御社との違いから学びを深めてほしい。

 

 

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