Googleリスティング広告。広告しても反響がない理由!
残念!多くのリスティング業者・SEO業者は、手数料が欲しいだけです。
リスティング広告は自社で管理することが大切です。
ところが、広告の設定が面倒で、代行業者に頼る方も多いことでしょう。
しかし、リスティング広告の代行業者は、
クライアントの反響より手数料を稼ぐことを優先してしまいます。
その傾向は2007年頃から変わっていません。
自己中心的な代行業者の傾向は、リスティング広告代行、SEO代行共に同じです。
そこで、最初に自社の収入になる手数料ばかりを考える代行業者の特徴をお伝えします。
1.反響が取れないホームページなのに、リスティング広告・SEO代行をする。
反響が取れないホームページは、広告してもSEOで上位表示されても反響につながりません。
2.ビックキーワードでリスティング広告・SEO代行をする。
ビックキーワードなら、リスティング広告費が嵩みます。
SEOもビックキーワードほどコストがかかります。
3.反響がないのをホームページの作り方の責任にする。
その通りです。反響が取れるホームページなら、
特定のページがSEOで上位表示されているはずです。
ですから、一番大切なのは反響が取れるホームページを作ること。
それをお金のかからない方法で宣伝することです。
リスティング広告 成功要件1:広告文が大切!
弊社の4つの事業部の年間Web広告予算は1,100万円です。
そして、Googleのリスティング広告だけで、年間900万円を費やします。
SEO、SEMだけで十分に集客できるといいのですが、
GoogleがSEOの検索順位を変化させるので、
リスティング広告に頼らざるを得ない部分があるのです。
以下は、ある会社のリスティング広告を代行している管理画面の一つです。
左端に●が6つあります。
これはリスティング広告の6つの広告文(同じキーワードで広告している)を比べたものです。
広告文は複数用意する。
赤いラインが引かれているクリック率をご覧ください。
5.94%①:これは同じキーワードで広告している広告文の平均のクリック率です。
6.52%②:もっとも高いクリック率の広告文です。
合算された広告費用759,574円の53%の427,736円が、この広告に費やされています。
5.30%③:もっとも低いクリック率の広告文です。
合算された広告費用759,574円の僅か1.8%の13,611円しか、この広告には費やされていません。
そうです。同じキーワードでリスティング広告をしても、
広告文によってクリック率・コストが違ってしまうのです。
ですから、同じキーワードで複数の広告を準備しましょう。
そして、クリック率・平均クリック単価をチェックしながら、改善を続けましょう。
リスティング広告 成功要件2:キーワードも重要!
リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告ですから、
「どのキーワードで広告を表示させるか?」のキーワード選びが重要となります。
一般的にビッグキーワードのリスティング広告は、価格競争のお客様を呼び込みます。
例えば以下のキーワードです。
「注文住宅」
「リフォーム」
「外壁塗装」
また、「地域名 + 業種」のキーワードも同様になります。
「取手市 注文住宅」
「取手市 リフォーム」
「取手市 外壁塗装」
それでは、どの様なキーワードでリスティング広告をすればいいのでしょうか?
答えは、今すぐ客の検索キーワードです。
例えば、
「注文住宅 仮契約」「注文住宅 契約後」
「リフォーム 見積もり 高い」「リフォーム 見積もり 断り方」
「外壁塗装 補助金」「外壁塗装 助成金」
そうです。顧客の声をWebにアップする方法と同じなのです。
顧客の検索動機でリスティング広告をすればいいのです。
それも、今すぐ客の動機をキーワードにして、リスティング広告をすることが大切です。
リスティング広告は自社管理が望ましい。
Googleの時代です。リスティング広告が無くなることはないでしょう。
だからこそ、リスティング広告の管理は自社でやりたいものです。
そして、もし業者に代行を依頼するなら次のことに注意してください。
1.自社のホームページを診断してもらいましょう。
反響が取れないホームページでは、リスティング広告・SEOが無駄になってしまいます。
2.リスティング広告費用・SEO費用より、ホームページからの反響を大切にする業者を選びましょう。
業者と目標のゴールを明確にして、随時相談できる業者に依頼しましょう。
3.「反響が10倍になった」「売上が5倍になった」この様に曖昧な表現の業者は止めましょう。
そういう業者は、1年で1回の反響が、10回に増えれば「反響10倍」と広告し、
月商1万円の会社が、月商5万円になれば「売上5倍」と宣伝します。誇大広告に注意しましょう。
リスティング広告に慣れていない会社は、代行業者に依頼することになるかもしれません。
そんな時は、リスティング業者のやり方を2年位で真似て、自社で管理できるようになりましょう。
Webマーケティングは、今後、ますます重要さが増すでしょう。
注目していきましょう。