ピーター・F・ドラッカー財団の役員を10年務め上げたマーシャル・ゴールドスミス氏。
彼は、「マネジメントの神様」と呼ばれたピーター・F・ドラッカー氏から学び、
「コーチングの神様」となった。

マーシャル・ゴールドスミス氏は、ドラッカー氏から学んだ一番のエッセンスは何かについて、
「過去のリーダーは教え方を知っていますが、未来のリーダーは『聞き方』を知っています」
と語っている。

これが未来のリーダー像です。

 

なぜ、聞くのか? 何を聞くのか?

 

これからの時代、部下はボスよりも多くの専門知識を持っていることが多い。


『ポスト資本主義社会』より

「知識労働のための組織は、今後ますます専門家によって構成されることになる。
彼ら専門家は、自らの専門領域については、組織内の誰よりも詳しくなければならない」


要するに、先進国の組織の多くが、
知識労働者といわれる専門家によって構成される『知識組織』になりました。

そして、20年前と違って、ほとんどの上司が、自分の部下の仕事や彼らの専門知識を知りません。
また、上司が部下と同じ仕事をした経験がない場合もあるのです。

 

50代を過ぎた経営者様。振り返ってみてください。
私たちが若かった頃にはなかったような仕事ばかりを、若者たちがしています。
だから、専門家である部下の仕事を評価できるだけの知識を持つ上司が少ないのです。

 

その結果、上司は常に「部下に話を聞かなければいけなくなる」のです。
上司は学び続けなければならないのです。

これが専門家をマネジメントすることが難しい理由です。
だから、部下から話を聞かなければならないのです。

 

専門分野が違う者をマネジメントするには?

 

あるお客様と継続開催しているコミュニケーション研修。
今回はコーチング技法を使って、自分のやりたいことを見つけることにチャレンジして頂きました。

まずは参加者の感想をご紹介します。


今回はコーチングについて知ることができました。
コーチングをするときはフローに沿ってやっていけばできることも分かりました。

もしこれができるようになったら、周りの人から感謝される立場になるのではないかなと思いました。
コーチングをするには、まずセットアップがすごく大切だと分かりました。
そこで幅広く情報を拾うことで、次のあるべき姿や現状の確認がしやすいと思いました。

今回は午前中でゆっくり話ができたのでかなり濃い時間で、
午後の実践の時に順番にやっていくとストーリーができてきてイメージ映像がパッと出てきたので、
その時に2人とも笑顔になれて未来のビジョンが見えた気がしました。
これができるとお互いの信頼関係がグッと近づくような気がしました。

やりたい事の見つけ方は見つけにくいと思っていましたが、やらなきゃいけない!気持ちを捨てて、
やらなくてもいいけどやりたい事を書き出すようにすれば見つけられるなと思いました。

あまり背負いすぎず、気持ち楽に考えてみるのもありだと思うことができたので、
とてもいい時間となりました。ありがとうございました。



『あるべき姿』を明確にすることでマネジメントする

 

SEOなら分かるけれど、MEOなんて言葉は聞きなれない。
モバイルファーストが分かるようになったけれど、GA4なんて聞いたことさえない。
※GA4とはGoogle アナリティクス 4のこと。今後のWeb解析の主流となっていくと見込まれています。

このようにWeb関連の用語を言われただけで、私たちは拒否反応を起こしそうになります。
そして、私たちが経験したことのない仕事を若者たちはするようになります。
ですから、専門知識を教えるマネジメントは役に立たないのです。

 

それでは、どうすればいいのか?

簡単ですね。
組織のあるべき姿(ミッション)の実現に関しては、どんな専門家でもマネジメントができるのです。
そうです。だから、企業研修であるべき姿の実現を支援するコーチングが求められているのです。

例えば、

  • お客様に「建てて良かった」と言われる注文住宅を提供すること
  • お客様に「リフォームしたら孫が遊びに来るようになった!」と言われるリフォームを提供すること
  • お客様に「これで15年は大丈夫かな? 家族には家の心配させたくないから!」と言われる塗り替えを提供すること

このようなことがあるべき姿の実現ですね。

 

何を聞くのか?

 

何を聞けば、ビジネスの成果が上がっていくのでしょうか? それは、

  • 顧客のあるべき姿にどのように貢献したのか? それは、どのように分かったのか?
  • 顧客のあるべき姿にどのように貢献できるのか? それをどのように知ることができるのか?
  • 顧客のあるべき姿は何か? それは、どのように分かったのか?

 

このようなことを確認するコーチングであれば、
専門知識を超えて、顧客に貢献できるチームが完成されていくはずです。

今後、これまで以上に専門知識が求められる社会になります。
すると、益々、コミュニケーションが難しくなります。
だからこそ、貢献に焦点を当てたコーチングが必要になるのです。

2022年も貢献に向かいましょう。

 著者:椎名 規夫(しいな のりお)
住宅・リフォーム販促情報局 代表
株式会社エムディー 代表取締役社長
経歴:社団法人取手青年会議所 1999年理事長講演実績:日本郵便(株)、三井住友海上保険会社、中部電力、日本M&Aセンター‎、(株)船井総合研究所、(株)三洋堂書店、日本創造研究所、(独)教職員支援機構、中央労働災害防止協会:大阪安全衛生教育センター、(財)日本品質保証機構、(福)名古屋市社会福祉協議会、東京都教育委員会指定道徳授業地区公開講座、川口市労使講座、長野商工会青年部、静岡県清水建設業協会青年部、千葉県宅地建物取引業協会松戸支部研修、(社)常総青年会議所コミュニケーション研修など、多数。
・全国6万社が加盟する中央労働災害防止協会でコミュニケーション研修担当
・独立行政法人教職員支援機構で全国の小・中、高等学校の教員向けコーチング研修担当
・労働基準監督官(国家公務員)合同研修でメンタルトレーニング・コミュニケーション技術担当
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