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コロナ禍は建築会社の社長にとって、大きな試練と学びの時間だったようです。
先日の大阪出張で、このような話を伺いました。

「一時は、もうダメなんじゃないかと思いました…」

「昨年の5月は会社を清算して、残ったお金を社員に分けようと覚悟しました…」

「私だけじゃないんですよね、仲間の社長も同じだったようです…」

 

コロナ感染拡大開始から1年。

「前期は5,000万円の赤字、今期は7,000万の黒字になりました!」
こんなジェットコースターのような急激な変化を経験した方もいらっしゃいます。

そして、社長が会社を清算しようとしてまで社員のことを考えているのに、
社員がメンタル不調を起こしてしまったり、離職してしまう会社が増えています。
不思議です。
経営者の気持ちが社員には伝わらないのでしょうか?

そこで、なぜ、5,000万円の赤字から7,000万円の黒字に転換できたのか、
そして、社員のメンタルケアに関して、最近感じたことをお伝えします。

 

商売の天才の連載記事

なぜ、5,000万円の赤字から7,000万円の黒字に転換できたのか?
そのヒントが、コンサル仲間の山田文美さんの連載記事から見えてきました。

連載記事の3段目の中ごろです。
「お客様の人生に少しだけ関わらせていただいているのが商売です。」

この気持ちでお客様と接することが、何よりも大切な気がします。
そして、これこそが5,000万円の赤字が7,000万円の黒字に転換した要因でしょう。

 

 

 

社員との関わり方は?

「お客様の人生に少しだけ関わらせていただいているのが商売です。」
ここにビジネスが善循環する土台があるのであれば、社員とはどのように関われば良いのでしょうか?

そうです。それ以上です。
「社員さんの人生に関わらせていただいているのが会社です。」

ですから、社員さんをロボットのように扱ってはいけないのです。

 

例えば、

・週休二日制の導入
・残業は30時間以内が理想
・有給休暇の消化を60%以上に

このあたりは環境面の最低限のラインになるでしょう。

さらに、上司のあなたは社員のことを理解していますか?
例えば、

・社員が大切にしている価値観は何かご存じですか?
・社員が会社に期待していることは何かご存じですか?
・社員の10年後の夢をご存じですか?

この3つのことを知っていれば、社員の離職は少ないはずです。
逆に、もし知らないのであれば、社員の離職率は高いでしょう。

 

稼いでくれる存在が社員ではない

父と母が喧嘩したとき、
父が「お前と結婚してやったのは、社員を雇うより安く働いてもらえるからだ!」と叫んでました。

損得で社員を雇用している経営者は減ったと思います。
社員はロボットではありませんからね。

社員は『心』のある『人』です。
損得ではなく、善悪で雇用しましょう。
社員さんの自己実現と物心両面の豊かさのために、
会社は社員さんの人生に深く関わっているのですから!

お金をくれるお客様以上に、顧客の人生に関わり、顧客を幸せにする社員さんを大切にしましょう。

 

 著者:椎名 規夫(しいな のりお)
住宅・リフォーム販促情報局 代表
株式会社エムディー 代表取締役社長
経歴:社団法人取手青年会議所 1999年理事長講演実績:日本郵便(株)、三井住友海上保険会社、中部電力、日本M&Aセンター‎、(株)船井総合研究所、(株)三洋堂書店、日本創造研究所、(独)教職員支援機構、中央労働災害防止協会:大阪安全衛生教育センター、(財)日本品質保証機構、(福)名古屋市社会福祉協議会、東京都教育委員会指定道徳授業地区公開講座、川口市労使講座、長野商工会青年部、静岡県清水建設業協会青年部、千葉県宅地建物取引業協会松戸支部研修、(社)常総青年会議所コミュニケーション研修など、多数。
・全国6万社が加盟する中央労働災害防止協会でコミュニケーション研修担当
・独立行政法人教職員支援機構で全国の小・中、高等学校の教員向けコーチング研修担当
・労働基準監督官(国家公務員)合同研修でメンタルトレーニング・コミュニケーション技術担当
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