離職。「人間関係に問題がある」って、「仕方がないことじゃないの?」
お腹が空いたら、食べればいい。
問題はなくなる。これは短期的なテーマ。
しかし、貧困で食べられないという問題は、長期的なテーマ。
物価が上がって節約する。
短期的なテーマ。
いざという時のために日々節約する。
長期的なテーマ。
新入社員が離職した。採用で見極められなかった。
短期的なテーマ。
幹部社員の不足が心配。
長期的なテーマ。
私たちには、してはいけないことがある。
絶対にやってはいけない。
人間関係は長期的なテーマ。
パートナーと…
子どもと…
両親と…
すべて長期的…
家族とさえ上手くいかないのに、社員、お客様と上手くやるのは苦労するもの…
お客様からは、ビジネスを通じてお金をいただく。
だから、家族とコミュニケーションするより、慎重に行うかもしれません。
社員さんには、仕事の対価として賃金を支払う。
だから、家族とコミュニケーションするより、雑に扱うかもしれない。
逆だよね。
社員さんたちとは家族以上に丁寧に関わる必要があるのです。
「来期、黒字になるかな?」
「人件費が高騰を続けたらどうなる…」
「戦争が長引いたらどうなっちゃうの…」
「採用した社員、離職しちゃったらどうしよう…」
「今は利益が出ている、だけど来年は分からない…」
すべて、その通りになるかもしれない。
そして、すべて、その通りにならないかもしれない。
離職。景気。戦争。未来のこと。過ぎ去った過去。
すべて私たち個人の力ではどうすることも出来ない。
だから絶対に取り越し苦労をしてはいけないのです。
理想の未来を描こう。
P.F.ドラッカーは、未来をつくる2つの方法を教えてくれています。
「われわれは未来についてふたつのことしか知らない。ひとつは、未来は知りえない、もうひとつは、未来は今日存在するものとも、今日予測するものとも違うということである」
(『創造する経営者』)
そして、ありがたいことにドラッカーは、続けて大切なことを教えてくれた。
「それでも未来を知る方法は、ふたつある」
ひとつは、自分で創ることである。
成功してきた人、成功してきた企業は、すべて自らの未来を、自ら創ってきた。
ドラッカー自身、マネジメントなるものが生まれることを予測する必要はなかった。
自分で生み出した。
経営者、経営チームは、理想を描こう。
だって、その通りの未来を自分たちで創れるのだから!
住宅・リフォーム販促情報局 代表 株式会社エムディー 代表取締役社長 経歴:社団法人取手青年会議所 1999年理事長講演実績:日本郵便(株)、三井住友海上保険会社、中部電力、日本M&Aセンター、(株)船井総合研究所、(株)三洋堂書店、日本創造研究所、(独)教職員支援機構、中央労働災害防止協会:大阪安全衛生教育センター、(財)日本品質保証機構、(福)名古屋市社会福祉協議会、東京都教育委員会指定道徳授業地区公開講座、川口市労使講座、長野商工会青年部、静岡県清水建設業協会青年部、千葉県宅地建物取引業協会松戸支部研修、(社)常総青年会議所コミュニケーション研修など、多数。 ・全国6万社が加盟する中央労働災害防止協会でコミュニケーション研修担当 ・独立行政法人教職員支援機構で全国の小・中、高等学校の教員向けコーチング研修担当 ・労働基準監督官(国家公務員)合同研修でメンタルトレーニング・コミュニケーション技術担当 |