なぜライバルは集客に成功しているのか? ホームページ集客の「大前提」と「2つの方法」
ホームページ集客で経営者が抱える共通の悩み
ホームページ集客で苦労する方は多い。そして、ホームぺージ集客の信頼性が揺らいでいる。
- 「高額な費用をかけたのに、月の問い合わせはわずか1、2件……」
- 「そもそもホームページで集客できるということが信じられない」
- 「ライバルがホームページで成功している理由が理解できない」
- 「ブログを書いても、SNSをやっても、時間ばかりかかり効果が出ない」
- 「ホームページの更新作業が面倒で手が回らない」
反面。ホームページ集客の成功者が存在する。だが少ない。それは、まだまだチャンスだということだ。
大前提と信頼を築く「7つの道具」
ホームページ集客を成功させるための大前提は、お客様の信頼を獲得する以下の「7つの道具」をしっかりと整備することです。
- 社長挨拶 見込み客の心をつかみ、共感を呼ぶ
- 会社案内 企業の信頼性、透明性を示す
- ビジネスストーリー サービスの背景や想いを伝える
- お客様の体験記 サービスの価値を証明する(導入事例)
- Q&A お客様の疑問を事前に解消する
- スタッフ紹介 会社の親近感と安心感を高める
- Google口コミ 第三者からの客観的な評価を示す
特に、社長挨拶で顧客のハートを掴めないと、せっかく集めた見込み客がGoogle口コミなどを見ても最終的な問い合わせに繋がらない傾向が顕著です。
集客する「2つの方法」
ホームページへの集客(入り口)には、主に二つの方法があります。
- 費用をかける方法(Web広告)
ネット広告やSNS広告など、費用をかけて短期間でアクセスを集める方法です。 - 費用をかけない方法(自然集客)
お金をかけずに、SEO(検索エンジン最適化)を意識したブログ記事を書く、またはSNS投稿を入り口にする方法です。
この方法は、一度構築すれば広告費がかからない自然集客ツールへと育っていく資産となります。
集客の成功プロセスを整理する
成功へのプロセスは、どの時代もシンプルです。
【情報提供による囲い込み】 Web・SNS広告、SEO経由のブログ、SNS投稿など、どの方法でも構いません。とにかくお客様をホームページまで呼び込むこと(集客の入り口)。
【問い合わせという出口】 ホームページを訪れたお客様に、最終的に問い合わせという出口から出てもらうこと。
問い合わせに繋げるカギは、お客様が会社を選択する判断基準となる「7つの道具」がしっかり機能していること。
時代が変わっても、新規客集客のプロセスは同じです。以前はチラシが「囲い込み」の役割を担い、イベントやセミナーが「出口」でした。しかし今は、ネット・SNSが「囲い込み」を担い、Webサイトを経由したGoogle口コミが「出口」として目立つようになっています。
そして、Google口コミが不自然に操作されている現状を新規客が知り始めた今、社長挨拶や会社案内、ビジネスストーリーといった会社自身の信頼性を示す道具の重要性がますます高まっているのです。
また、Web広告だけで新規客集客が好調を維持できる時代は、そう長くは続きません。 広告で集客できる時期は、積極的に広告を出して新規客を集めるべきです。しかし、市場の成熟とともに、広告効果は確実に下がります。 そこで、時代の変化に影響を受けにくいブログ集客の仕組みも、並行して準備しておくことを強くお勧めします。

著者:椎名 規夫(しいな のりお)
| 住宅リフォームマーケティング情報局 代表 株式会社エムディー 代表取締役社長 経歴:社団法人取手青年会議所 1999年理事長講演実績:日本郵便(株)、三井住友海上保険会社、中部電力、日本M&Aセンター、(株)船井総合研究所、(株)三洋堂書店、日本創造研究所、(独)教職員支援機構、中央労働災害防止協会:大阪安全衛生教育センター、(財)日本品質保証機構、(福)名古屋市社会福祉協議会、東京都教育委員会指定道徳授業地区公開講座、川口市労使講座、長野商工会青年部、静岡県清水建設業協会青年部、千葉県宅地建物取引業協会松戸支部研修、(社)常総青年会議所コミュニケーション研修など、多数。 ・全国6万社が加盟する中央労働災害防止協会でコミュニケーション研修担当 ・独立行政法人教職員支援機構で全国の小・中、高等学校の教員向けコーチング研修担当 ・労働基準監督官(国家公務員)合同研修でメンタルトレーニング・コミュニケーション技術担当 |














